ウンターミューレンアルプ駅
UntermürrenAlp Bahnhof
日本語にすると「ミューレン牧場下」駅。駅名は、我が心のふるさとミューレンから拝借。
窓辺にはゼラニウム風の植栽をどっさり盛って、スイスらしさを演出。
そこに、こうやって氷河急行を停車させればこの通り。かなりスイスっぽいぞ。
田舎駅なので人影はまばら。
あれ?
ホームの電灯がずいぶん傾いているな。東日本大震災時に落下した際のダメージだろう。今度、直そ。
駅前には小さなロータリーを設け、バス乗り場を設置。
路肩を駐車場にしたのはちょっと乱暴だったかなあ。
バス停にポストバスを置きたかったのだが、市販品は残念ながらあまりにもクオリティが低かったので購入回避。
とりあえず、バスの到着を待っている人々を置いておけばよかろう・・・。
村の教会
Village Church
線路脇に立つ小さな教会。背景はスイスで買ったカレンダーをカラーコピーして作成。
偶然に、サイズも位置関係もちょうど良い。
オリジナルはKIBRI社の「村の教会」。塔の先端が旗なのが気に入らなかったので十字架に変更。ドリルで1-2mmほど穴を開け、十字架を差し込んだものの耐久性が低いのが玉にキズ。
「あーでもない、こーでもない」と何度も塗りなおしをして、木で葺いたトンガリ屋根の黒い感じを再現。
スイスの教会の時計塔には、必ずと言って良いほど時計があるのだが、オリジナルキットには、それが無かったので時計の文字盤を取り付ける。
白い壁、黒い屋根に、赤い文字盤のコントラストがよい感じ。
墓地
Cemetery
教会に隣接した小さな霊園。十字架や墓石は、プラ板やバルサ材や紙などを切って貼って塗ってフルスクラッチ。
かなり雑な作業だったが、案外それっぽくなるもんだ。
南向きで明るく風通しが良い霊園をイメージして、墓石や十字架を配置していく。
角度を変えて、西側からのカット。道路標識が、生活感を出すのに効果大。
壁際の薪は、かまぼこ型のプラ棒に、四角のプラ棒を少しミックスして作ってみたが、写真ではそこまで分からないな。
キットのパーツよりはかなりイイけど。
軒下には大きなカウベルをぶら下げてみる。 ベルの部分は、エポキシパテを丸めたもの。皮ベルトは市販の黒い紙で。
金の塗装は相当いい加減だが、割と雰囲気は出てるかな?
山岳ホテル ブルメンタール
Hotel Restaurant Blumental
「ブルメンタール」は日本語で「花の谷」の意。原型は、上と同じ「山の家2棟セット」のうちの、大きい方。
看板が小さくて見えないが、我々の定宿ミューレンの「ブルメンタール」に敬意を表して命名。
旗は、スイス国旗、熊を象ったベルン州旗。それにシュタインボックと星をあしらった架空のウンターミュレーン村の旗。
左手には紅白の日よけ、右手には紅白のパラソルを配して、明るく華やかな感じにしてみる。
オリジナルは、1階の玄関部分が板で囲われているうえに、2階からの階段などもあって狭苦しかったので、それらを全て取り払って柱で支える構造に。
玄関が開放的になったことで、大きな農家が小さなホテルに変身。
結構危うい場所でくつろぐハイカーと、ホテル・ブルメンタール遠景。
噴水
Fountain
小さな駅前の小さな噴水。バルサ材を組み合わせてベースを作成。ラッカーパテで表面を整え、ヤスリで慣らし、白い塗料を何度も厚塗りしたあと、適当に汚す。
水の表現方法が分からず、今回はロウソクにブルーのアクリル塗料を加え、それを熱した針金で溶かして混ぜながら作成。
踏み切りA
Crossing A
教会のところの警報機・遮断機付きの踏み切り。赤白のカラーリングは模型映えが良い。
スイスの遮断機付き踏み切りは、線路を越える際の段差がほとんど無く、一旦停止不要のところが多い。
しかし、この模型の場合は段差が激しくて、一旦停止しないと車はジャンプしてしまいそう。よって、STOP標識付きの踏み切りにしてみた。
踏み切りB
Crossing B
駅の脇にある警報機の無い踏み切り。油断していると、トンネルから出てきた列車に轢かれかねないなあ。
踏み板はバルサ材で作成。トレッキングの標識はプリンター印刷。便利な世の中になったものだ。
氷河急行が踏み切りに進入。トンネルの中に「警笛鳴らせ」の標識があるってことにしておこう。
走行中をハイスピードモードで撮影したので、画像が荒れてるなあ。
氷河急行が通過。 それにしてもこの編成は連結器のピッチが広すぎるぞ。おかげで、この狭小レイアウトでも回れる訳だが・・・。
トンネルポータルや岩肌の塗装は初めてだったが、悪くない出来栄えかと。
牧場の牛たち
Alp Kuh
線路脇で草を食む牛たち。やはり、スイスにはレッド・ホルスタインが似合う。
脇腹にインジェクションの押し跡あり、模様も気に入らなかったので、ヤスリで整えてからサフを吹き、塗り直し。
駅前の親牛と子牛。牧場は市販の人工芝。道路との境目はフォーリッジを盛って誤魔化す。人工芝同士のつなぎ目は、直線でピッタリしていればほとんど分からない。
むむ、親子のくせに色合いが違うぞ!
牛たちと戯れる親子。
赤・黄・オレンジのパウダーを散らして、花畑風に。牧場を横切るトレッキングルートも再現してみる。
登山道のハイカーと牛。
Preiser社の牛フィギュアセットは、カウベルを付けたのが1頭しか入っていないのが残念。