「製作編」とか言っておきながら、 2011年9月の製作開始から半年以上は写真を1枚もおさえていなかったため、いきなり駅の電飾から始まり、その後も、ハウツー的な画は無いに等しいまま、ただ単に出来上がったものを記録的に撮影したものが羅列されているだけです。あしからず御了承ください。
Rheinbergstadt駅のホームを伸ばし、ホームの屋根に電飾を施す作業。屋根から柱に沿ってコードをホーム下に回す。
オリジナルはFALLER社のSchwarzach Stationシュバルツァハ駅。それに拡張キット(?)のプラットフォームを繋げる。
プラットフォームに付属していた売店を、スイスのKIOSK風にアレンジ。電飾の方は、若干明るすぎの感もあるが、まずまず。
駅前通りにラインを引く。本当はマスキングしてエアブラシでもするんだろうが、エアブラシを使ったことが無いので、フリーハンドで筆書き。
多少ヨレヨレしたりスレたりしていても、幹線道路でなければ割とありそうなレベルに収まる。町の土台と建物を仮置きして、ひとり悦に入る。
急に道路が狭くなっているが、スイスの街道にはよくある話で・・・。
(2012年2月)
今回は、細いながらもレイアウトを縦断する川を作るので、フルスクラッチで橋作りに挑戦。
バルサ材を意図的にザックリと切って模型映えを狙う。あとは塗装で誤魔化せばよかろう。
石積みのアーチ橋は工作用紙で造型し、薄めた木工ボンドを染み込ませた新聞紙を貼って補強。それに石粉粘土を薄く塗り、乾く前にカッターの背で石積みの模様を刻む。青や緑を混ぜて、古びた石の感じを出す。
道路のラインと横断歩道も塗装。
橋を設置し、線路を置いて走行試験。かなり時間をかけて塗装した「ジオコレ橋A」だが、その割にはあんまり見え無いな。
(2012年3月)走行試験も終わっているので、石粉粘土で線路を固定したあと、側面をレッド・ブラウンで塗って錆びた感じに。川面はディープ・グリーン。
道路脇に芝生を植え、標識を立てる。標識の背が少し低かったかな?
(2012年4月)
プリントア
屋根は赤系統に塗り直し、郵便局の壁は白い漆喰が汚れた感じに。薬局の壁は、緑十字と同系統にコーディネイト。
前月に作った橋を塗装。木工ボンドがアクリル塗料を弾いて案外手間がかかる。瞬間接着剤の方が良かったかな?
(2012年5月)
ディープグリーンに塗った川床は、岸辺にブラウンを入れる。そのあと、グロスポリマーメディウムを盛って仕上げ。乾燥すると驚くほど水面らしくなった。
トンネルポータルに発泡スチロール・ボール紙・コルクシートを組み合わせ、継ぎ目は水で溶いた木工ボンドを染み込ませた新聞紙で補強。トンネル内壁は黒で塗る。
スチレンペーパーを組み合わせて、トンネルの上に高低差のある集落を作る。 石粉粘土で地形を整え、地面と道路を塗り分けたら、家々を仮置き。
平面図のイメージとはかなり違ってしまったが、なんとかまとまりそう。
階段状のブドウ畑を作る。 スチレンボードで段差を作り、大雑把なところは石膏で、細部は石粉粘土で仕上げる。
3次元図面を引く能力は無いので、頭でイメージしながら現物あわせで進めたものの、「階段状」ではなくて「絶壁」ですなコレは。
(2012年7月)
トンネルポータル・石垣・山肌・道路を筆塗りしたら、高いところから順に芝生を貼り付ける。殺伐としていた山が、のどかな山村へと少しずつ変わっていく。
家々はFALLER社のヴィレッジセット。 屋根の色は赤系統に統一する。
山の教会に墓地を作成。2回目なので墓石や十字架は手馴れたもんだが、今回は地盤が微妙に傾斜しているのと、敷地が狭いのとで、配置にはひと苦労。
斜面をブドウ畑に仕上げる。日本のブドウ畑と違って棚じゃないので、模型での再現は難しくなさそう。
フォーリッジクラスターを指先で俵型に丸め、それを木工ボンドで地面に並べて行く。ボンドの白残りが若干心配だが・・・。
(2012年8月)
もうひとつの丘を石膏で作成。完全に乾く前にヘラや爪を使って山肌に模様(?)をつける。
山頂のホテルは、FALLER社の「ゲストハウス・エーデルワイス」。レタリングシートで広い壁面にホテル名を入れてみる。字数が少なくて済む「ホテル・アルピナ」に変更。
石膏で固めた山を塗装したあと、芝生を貼り、ホテルに草花を植える。
このあと山肌を残すのか、草むらにするのか?木を植えるのか、このまま牧場にするのか?
長いこと在庫切れだったFleischmann社のSBBスイス国鉄のインターシティ制御車が届いたので、仮置きした駅に電灯を点して記念撮影しておく。
実在する店を参考にしたチーズ屋だったが、なんだか地味だし、模型映えしない。
そもそも、チーズ屋に見えないってことで、看板を交換してみた。
レストランに花々を植えて、蔦を絡ませ、旗をつけてほぼ完成。オリジナルはVOLLMER社のPIZZA RESTAURANT WITH PERGOLA。
サンシェードのフェルドシュロッセンFeldschlösschenはドイツ国境の町ラインフェルデンRheinfeldenにあるスイス最大のビールメーカー。
(2012年9月)
オリジナルはクリーム色の壁にブルー屋根のPOPな住宅だが、これを白壁とレンガ屋根の銀行にカスタマイズ。
Raiffeisenライフアイゼンはスイスの地方都市に展開する協同組合銀行。白壁に映えるようにゼラニウムをイメージして植栽を接着。Raiffeisenのロゴも赤なので模型映えもよし。
(2012年10月)
市庁舎・パン屋・薬局の窓辺を花で飾っていく。
市庁舎のゼラニウムが過剰かと思ったが出来上がってみると全然アリだな。
VOLLMER社のアンティークショップを改造した薬局も、ゼラニウム風に飾り付ける。
(2012年11月)
Rheinbergstadt駅の窓辺をゼラニウム風に飾りつけ。そのあと、他の建物と一緒にレイアウトに仮置きしてみる。うむ、かなり良いぞ!
自動券売機、オレンジの改札機などの小物も設置。
むむ?煙突が曲がっとるな・・・あとで直そ。
以前、完成させたつもりのレストランの花々がイマイチ地味だったので、こちらもゼラニウム風に変更。やっぱり、赤と緑が模型映えする。
それと、古いホテルも同様に装飾。これで建物関係はとりあえず完成ってことで。
(2012年12月)