ラインベルク・シュタット駅
Rheinbergstadt Bahnhof SBB
日本語だと「ラインベルク市街地」駅といったところ。旧市街の門に隣接し、小さいながらも利用者が比較的多い駅にする。
1番線は行き止まりのターミナル式。2番線が駅舎に面している。水色看板のキオスクは駅舎本体とホームの2ヶ所に設置。赤い自動販売機selectaも2台置く。3番線にはSBBスイス連邦鉄道の貨物列車。
駅舎の西側は貨物倉庫。
中央の手を挙げているのは駅員さん。右端で赤い肩掛けカバンは車掌さん。
駅舎の東側には自動券売機。駅前の街道には、バス乗り場とトラムの軌道と停留所。
ドイツ国境の町という設定なので、2番線にDBドイツ鉄道のローカル列車が入線中。
ラインベルク・シュタット駅前停留所
Tram Stop Rheinbergstadt Bahnhof
トラムの停留所。スイス企業の広告をベタベタと貼ってそれらしく。クラウンのシルエットが隠せないスイスのパトカーも、カラー的にはアクセントになって良し。
旧市街の門
Altestadt Tor
トラム軌道をカーブしながら門をくぐらせるという欲張ったプランだったが、なんとか上手くいってひと安心。信号機や標識を野暮な感じに取り付けて生活感を出す。
旧市街の内側から。歩行者は隣の小さなトンネルを利用するという設定で。
郵便局
Post office
門の西隣は郵便局。隣接する建物と屋根の段差があるところも本物っぽくて満足。郵便局より西側の古い建物は取り壊されて、時代の新しい建物になっている設定。
トラットリア・ナポリ
Trattoria NAPORI
郵便局と路地を挟んで西隣はイタリアン・レストラン。多少ポップな感じを狙って、壁は濃いめのイエローに。
テラス席で楽しむ人々。蝶ネクタイの店員も居たりして、イタリアンとしては値段お高めの店なのかな?
道路標識もこだわりの作りでございます。
メニューを見る男。飼い主を待つ犬。右端の窓の中にも人物を配置したんだが・・・全く見えず。
ライフアイゼン銀行
Bank Raiffeisen
線路沿いにあるのはライフアイゼン銀行。パトカーは市販品でフォルクスワーゲン・パサート。但し、塗装はドイツ仕様。まあ、国境沿いの町ってことで。
銀行は1階だけで、2階は住居という事にしてテラスには親子連れの姿を。電車を見るには特等席だしね。
周辺では一番新しい年代の建物という設定で、壁はパキっと純白に。
スイスの遮断機付き踏み切りの多くは一旦停止不要なので、踏み切りがカマボコ状になっては不自然。よって、極力フラットにするべく東側はゆるやかなスロープ、西側は道路をかさ上げする。ホーム脇には送迎用の駐車場。
牧場と牛たち
Ranch & Kuh
踏み切りの脇には小さな牧場。秋が近いという設定なので、牛たちは高地の牧場から麓に下りて来ている。スイスと言えば、やっぱレッドホルスタインですな。
薬局
Apotheke
門の東に隣接するのは薬局。ミドリ十字に併せて壁の色もグリーン系でコーディネイト。店の前は、駅の送迎や買い物客用の駐車場って感じに仕上げる。
旧市街の広場に面する側。
ショーウィンドーを飾るつもりが、うっかりそのままに。こうやって写真で拡大すると気が付くが、実物ではあまり気にならない。
旅館ラム
Gasthaus LAMM
旧市街の南東角を形成する宿。街路樹が邪魔になって宿名の看板はほとんど見えず。1階はレストランという設定で、玄関前にボーイの姿も。
線路を挟んだ東側の街路樹は赤い実を付けたリンゴの木。街道上のタンク車は、ドイツ・ミュンヘンのビール会社「ホフブロイ」のもの。
北側に隣接する建物は取り壊されて旧市街の広場を結ぶ通路になった設定。漆喰が剥がれ落ちてところどころレンガが剥き出しになった壁は落書きだらけ。
GASTHAUS LAMM 1806の文字も読み取りにくい状態。
旧市街の広場に面した側に漂うイイ感じの裏口感。Fedexのバンも裏口感を増幅させる。
ホテル・アドラー・ローテンブルク
Hotel Adler Rothenburg Garten & Grill
旧市街北東角のホテル。大きな看板は付けて無いが、小さな袖看板の文字は表記の通り。目の前には小さなタクシー乗り場も。
市庁舎広場
Rahthaus Platz
周囲を歴史的建造物に囲まれた旧市街の広場。広場のシンボルは、広場の北東に建つ、切妻屋根とフレスコ画が特徴の市庁舎。西側には大きなホテル、北西の高台には大聖堂。
駅に面した南側は、古い門の両側に城壁の様に古い建物が並ぶ。
市庁舎
Rahthaus
桐妻屋根とフレスコ画、日時計もあり、出窓と階段のモザイクも立派な市庁舎。広場はオクトーバーフェストの催しで大賑わい。
市庁舎前ではブラスバンドが演奏中。そこに、スイスのビール会社「フェルトシュロッセン」の馬車も登場。
広場の中央には噴水。
市庁舎は裏側のフレスコ画も立派。きっと、電車の窓からは良く見えるんだろうな。
青空市場
Markt
広場の半分は青空市場。薬局の前で大きく店を広げて居るのは八百屋のつもり。
左手前から果物屋、パン屋、チーズ屋。右手前にあるのは花屋。
ホテル・ラインベルクホフ
Hotel RheinbergHof
目の前にトラム軌道があって落ち着かない感じだが、町の名前を冠した老舗ホテル。
裏手は北西側の山に繋がっており、南側は郵便局の裏手にあたる路地。
ホテル北側は大聖堂の石垣の下を通る路地。横断の際は通過するトラムに十分にお気を付けくださいませ!
ミグロ
MIGROS
周囲を建物と山に囲まれた裏路地に建つ小さなスーパーマーケット。
ミグロの周囲は路地が入り組み、賑やかな市庁舎前と違って静かな雰囲気。
2階も店舗という設定で屋内も作り込んでは見たものの、予想通り全く見えず。
コルン広場
Korn Platz
ミグロの南側にある小さな広場。噴水と木陰で涼しげな雰囲気を演出。ライフアイゼン銀行の住居部分の玄関は、この広場に面している設定。
マルクト広場
Markt Platz
ミグロの東側にある小さな広場。階段と坂を下りていくと、郵便局とトラットリア・ナポリの間から駅前の街道に出る。
ベッカリー・パニーノ
Bäckerei PANINO
マルクト広場の一段上にあるパン屋。大きなガラス戸のおかげで、頑張って作った内装を見ることができる。
パン屋東側の路地は、ふたつある大聖堂に行くルートのひとつ。
パン屋の西側は、北西の山への登山道とつながっている。ベンチでひと休みする登山客。
大聖堂
Kathedrale
旧市街を見下ろす高台に建つ大聖堂。前は切り立った石垣、背後は山、西側は入り組んだ路地という防御重視の立地。
結婚式に集まった人々。
教会の東側。ここから旧市街の広場に下りる狭く急な階段がある。
ホテル・アルピナ
Hotel ALPINA
北西の山の山頂に建つ山岳ホテル。周囲は放牧場、背後は防風のモミの木、正面は開放的で眺望良好。
登山者を牛がお出迎え。本日、ホテル・アルピナは空室あり。ひと部屋=89スイスフランなり。
山登りの後は、眺めの良いテラス席でのんびり。足がお疲れなのは分かりますが、柵の上に投げ出すのはくつろぎ過ぎでしょ。
ホテルの先には展望台。ラインベルクの町を見下ろす老夫婦。岩場に座って休息する男たち。
石造りのアーチ橋 A
Steinbrücke A
両側をトンネルに挟まれ、町の北側を東西に横切る鉄道のアーチ橋。
北側から見たアーチ橋。それぞれのアーチは川、車道が2車線、歩道を跨いでいる。
小屋
Lagerhaus
南東の端にある農家の作業小屋。薪が積まれて煙突もあるので、チーズ小屋的な感じかな?犬の散歩中の男性、トラクターも配置してアクセントに。
屋根付き橋A
Gedeckte Brücke A
旧市街の東を流れる小川に架かる屋根付き橋。背後にあるのは北東の山を貫くトンネルの入口。
橋から魚釣りをする人、それを見る人。
石造りのアーチ橋 B/C
Steinbrücke B/C
屋根付き橋の隣は、ふたつ並んだ小さな鉄道橋。
観光案内所
Tourism office
大きなリンゴの木が目印の小さな広場にある観光案内所。広場の名前はバッハ広場BachPlatzに、川の名前はラインバッハ川Rheinbachとした。
観光案内所裏の階段からラインバッハ川の水辺に下りられる。水辺ではイチャイチャするカップルの姿も。
屋根付き橋B
Gedeckte Brücke B
ラインバッハ川に架かるもうひとつの屋根付き橋。橋の東側は横断歩道を渡って旧市街へ、西側は北東の山麓の小道に繋がっている。
ブドウ畑
Weinberg
北東の山の急斜面に拡がるブドウ畑。秋の設定なので農家が総出で摘み取り作業中。
農家
Landwirt
北東の山の開けた山稜に建つ農家。ヤギの世話をする男性と、犬と遊ぶ母子の姿。背景写真が作る奥行きが良い感じ。
チーズ屋
Käsegeschäft
農家の北側に建つチーズ屋。旧市街の青空市場で店を出していたチーズ屋の本店はここ。
山の教会と家々
Bergkirche & Häuser
チーズ屋の先は小さな教会と二軒の民家。上空からのショットだとS字カーブと教会裏の墓地が良く見えるが、背景画との境目が超不自然。
ここまで引いて北東の山全体を眺めれば、それほど違和感は無いかと。